続く微熱は大丈夫?がんの可能性と受診の目安について
ずっと熱が下がらない、微熱が何週間も続いている、このような状態が続くと不安になります。
微熱は疲労やストレスでも起こることがありますが、稀に病気のサインとして現れることもあります。
その一つとして知られているのが「がん」です。
もちろん、微熱だからと言ってがんと特定できるわけではありませんが、長期間続く場合には原因を確認することが大切です。
微熱の原因とがんとの関係、受診の目安について解説します。
微熱とは?
一般的に、37.0~37.4℃程度の体温が続く状態を微熱と呼びます。
発熱のような強い症状がないため、日常生活を送れてしまうのが特徴です。
微熱の原因には、次のようなものがあります。
- 風邪や感染症
- 疲労やストレス
- 自律神経の乱れ
- ホルモンバランスの変化
多くが一時的なものですが、断続的な微熱は体の中で何らかの異変が起きている可能性も考えられます。
がんで微熱が出ることはある?
一部のがんでは、初期症状として微熱が続くことがあります。
これは体内で炎症反応が起きたり、免疫が活発に働いたりすることで体温が上昇するためと考えられています。
特に次のようながんで見られることがあります。
血液のがん(白血病・悪性リンパ腫など)
血液のがんでは、長期間の微熱が比較的よく見られる症状の一つです。
あわせて現れることのある症状としては、寝汗が増える、だるさが続く、リンパ節の腫れ、貧血などが挙げられます。
風邪と似た症状のため、気づきにくいこともあります。
肺がん
肺に炎症が起こることで、微熱が続く場合があります。
症状としては、咳が長引く、痰が出る、息切れ、胸の違和感などが挙げられます。
これらが同時に見られる場合は注意が必要です。
消化器系のがん
胃がんや大腸がんなどでも、炎症反応により微熱が続くことがあります。
症状としては、食欲不振、体重減少、貧血などがみられる場合は一度検査を検討すると良いでしょう。
受診を検討した方がよい微熱の特徴
次のような症状がある場合は、早めに医療機関へ相談すると良いでしょう。
- 微熱が2週間以上続く
- 徐々に体重が減っている
- 強い倦怠感がある
- 寝汗が続く
- 咳や出血など、他の症状がある
原因がはっきりしないまま症状が長引くことは避けたいです。
受診する診療科
どの科を受診すべきか迷う場合は、まず内科または総合診療科を受診するのが一般的です。
問診や血液検査、レントゲンなどの初期検査で原因を確認し、必要に応じて専門科へ紹介されます。
健康診断をしばらく受けていない場合は、この機会に検査を受けるのも一つの方法です。
まとめ
微熱はよくある症状ですが、普段と異なる体調不良が続く場合には注意が必要です。
不安なまま過ごすよりも、一度医療機関で確認することが安心につながります。
気になる症状が続くときは無理に様子を見続けず、早めに相談してみてください。