がんと免疫の関係とは?高めるポイントと免疫療法について解説
がんは誰にでも起こり得る病気の一つですが、発生の有無には免疫が深く関わっています。
免疫はウイルスや細胞に対する対抗力で、がんの発生を抑える役割も担っています。
ここでは、がんと免疫の関係性や免疫力を高める方法、がんの免疫療法などについて解説します。
がんと免疫の関係
がんと免疫は密接な関係にあります。
人間の体内では常に細胞の増殖や分裂が繰り返されています。
しかし、その過程で正常な細胞だけでなく、がん細胞が発生することもあります。
一方で免疫系が正常に機能していれば、免疫細胞ががん細胞を検知して排除するように働きます。
こうした仕組みにより、免疫はがんの発症を防ぐ上で極めて重要な役割を担っています。
がん予防に繋がる免疫力を高めるためには
免疫力を高めることは、将来的ながんの予防にも繋がります。
免疫力を高めるためには、以下のように生活習慣を見直しましょう。
適度に体を動かす
免疫力を高めるためには、適度な運動が欠かせません。
適度な運動は体温を上昇させ、リンパの流れを改善して免疫力を高める効果が期待できます。
どうしても運動する時間が取れない時は、普段の行動を変えてみると良いでしょう。
例えば、エスカレーターの代わりに階段を使う、適度にストレッチするなど、体を動かす習慣を付けるのがおすすめです。
しっかり睡眠を取る
良質な睡眠も免疫力の向上に寄与します。
睡眠は免疫細胞の修復・再生に欠かせない行為で、自然免疫と深く関わっています。
睡眠不足になると免疫力の低下を招いてしまうおそれがあります。
睡眠時間を確保するのはもちろん、眠りが浅くならないよう寝具の見直しも行うと良いでしょう。
食事のバランスに気を付ける
食事のバランスも免疫に影響します。
腸は免疫細胞の大半が集まる器官で、免疫力にも大きな影響を及ぼしています。
そのため、普段の食事が免疫に直結していると言っても過言ではありません。
特に腸に良いとされるのは、納豆などの発酵食品や食物繊維豊富な食品です。
できるだけこれらの食品の摂取を心がけましょう。
がんの治療方法には「免疫療法」もある
がん治療には、免疫療法と呼ばれる治療方法もあります。
免疫療法は人間が持つ免疫力を利用してがんの治療を目指す方法です。
免疫チェックポイント阻害薬を使う方法や、NK細胞を培養させる方法などがあります。
免疫療法は体への負担が少なく、体力が衰えている患者や高齢者向きの治療方法とされています。
免疫チェックポイント阻害薬は副作用が出たり、治療効果は自分の免疫力に左右されるなどの欠点も存在します。
まとめ
がんと免疫は深い関係にあり、将来的な発生の有無にも影響する可能性があります。
がんを予防するためには、生活習慣を見直して免疫力を高めることが大切です。
さらに、がんの新たな治療方法として免疫療法が注目されています。
副作用や効果などの課題はあるものの、今後の技術開発次第では普及する可能性もあります。