がんになりやすい年代は?検診でがんと知った人の割合と部位別の統計を知りたい!
「がんになりたくない」そう思うのは当然のことで、実際にそのように思っている人がほとんどでしょう。
しかし、実際にはがんの患者は増えているという現実があります。
日常の生活を送っていて自発的にがんだと気付く人は少なく、検診などで見つかる人が多いと言われてます。
どれくらいの割合でがんだと分かった人がいるのでしょうか?
検診でがんと分かった人の割合
がんは健康診断やがん検診などで発見される人が多い傾向にあります。
何らかの病気やケガなどで念のため全身の検査をして見つかることもあるでしょう。
国立がん研究センターがん情報サービス「院内がん登録全国集計」の2023年度によると、がん検診や健康診断でがんが見つかった人の割合はがん患者の15.0%です。
実は他の病気やケガなどの検査によってがんが発見された人の割合が、35.6%と上回っています。
がんにおける部位別の統計
がんとひと口に言っても様々な部位に発生することもあり、その割合も異なります。
罹患とは病気にかかること、特定の病や感染症にかかることを意味しています。
以下で部位別の罹患割合について解説します。
部位別がんの罹患割合
厚生労働省の「令和3年全国がん登録罹患数・率報告」では、対象となった2021年の1年間で新たにがんと診断を受けた罹患数は98万8900人です。
部位別に見ると男性の前立腺がんが17.2%、大腸がんが15.5%、肺がん13.8%と続きます。
女性では乳がんが22.8%、大腸がんが15.8%、肺がん9.6%と続きます。
女性の子宮がんに関しては7.0%ですが、子宮頚部や体部などさらに部位が分かれます。
部位別がんの死亡数
厚生労働省発表の「2023年の人口動態統計(確定数)」では、がんによる死亡者数は38万2504人です。
部位別に見ると男性は肺がんがトップで、女性は大腸がんがトップになっています。
年代別がんになる可能性
がんは年齢が上がるほどに発生する可能性が高くなりますが、若くても油断はできません。
20代から60代、それぞれの年代のがんになる可能性について、国立がん研究センターのがん統計データに基づいて紹介します。
20代のがん
20代でがんと診断される人は少なく、10年以内にがんであることが発覚した割合は、男性で0.3%、女性で0.5%です。
30代のがん
30代になると20代と比べて僅かですが胃がんや大腸がんの症例が見つかることがあります。
大腸がんは家族に発生した人がいると出やすいがんと言われています。
40代のがん
40代では突然がんになる人が増えています。
定期健診はもとより、がん検診も受ける方がいい年代です。
50代のがん
50代になるとさらにがんになる人が増えています。
胃がんや大腸がんを患う人が格段に増え始め、それまでの年代で見られなかった食道がんが発生する可能性もあります。
60代のがん
これまでの年代より明らかにがんになる人が増える年代です。
胃がんや大腸がんだけでなく、進行食道がんが発生する方もいます。
早期発見が重要な年齢でもあるでしょう。
まとめ
がんになる割合は年齢が高くなると増えていきます。
もちろん若いからと言ってゼロではありませんので、注意は必要です。
ただ、年齢が高くなるにつれてリスクは上がりますので、定期的な検診を受けて早期発見に努めましょう。