若者でもがんになる?若年層に見られるがんの特徴と気づきにくいサイン
がんは高齢の人の病気と思っている方は多いかもしれません。
確かに年齢が上がるほど発症率は高くなると言われていますが、20~30代の若い世代でも、がんが見つかるケースは多々あります。
がんは若い方ほど発見が遅れやすい傾向があり、受診を先延ばしにしてしまうことも少なくありません。
そこで、若者にみられるがんの特徴と見逃しやすいサインについて解説します。
若い人でもがんは起こる?
若年層のがんは、頻度こそ多くありませんが珍しいものではありません。
特に20~30代では健康診断や検査の機会が少ないため、症状が出てから気づくことが多いとされています。
若年層の特徴として、次のような傾向があります。
- 症状を疲れやストレスと考えやすい
- 医療機関を受診する機会が少ない
- 進行してから見つかることがある
体の変化に早めに気づくことが大切です。
若者に比較的みられるがんの種類
若年層では、高齢者とは異なる種類のがんが見られることがあります。
乳がん
20代後半から30代でも発症することがあります。
特徴として、痛みが少ないため気づきにくいと言います。
主なサインとして、胸のしこり、乳房の変形、乳頭からの分泌物などが挙げられます。
そのため、セルフチェックが早期発見につながると言われています。
子宮頸がん
若い女性に比較的多いがんの一つです。
自覚症状が少ないため、検診で見つかることもあります。
主なサインとして、不正出血、性交時の出血、下腹部の違和感などが挙げられます。
早期では症状が乏しいため、定期検診が重要とされています。
精巣がん
20~30代の男性に多く見られるがんです。
主なサインとして、睾丸のしこり、腫れや違和感、下腹部の重い感じなどが挙げられます。
比較的治療成績が良いとされるがんのため、早めの受診が大切です。
血液のがん(白血病・リンパ腫)
若い世代にも発症が見られるがんです。
主なサインとして、微熱が続く、だるさ、あざが増える、リンパ節の腫れなどが挙げられます。
風邪や体調不良と区別がつきにくいことがあります。
見逃されやすい初期サイン
若者は日常生活の忙しさから症状を軽く考えがちです。
次のような状態が続く場合は、一度受診を検討しても良いでしょう。
- 2週間以上続く体調不良
- 原因不明の体重減少
- 長引く微熱
- 出血が続く
- しこりがある
様子を見れば治るだろうと安易に考えず、必ず確認することが大切です。
どの診療科を受診すればよい?
症状がはっきりしない場合は、まず内科または総合診療科で相談するのが一般的です。
必要に応じて、婦人科や泌尿器科などの専門科へ紹介されます。
健康診断や自治体の検診を利用するのも、一つの方法です。
まとめ
がんは年齢に関係なく起こる可能性があります。
若者はがんの発見が遅れやすいため、体の変化に気づくことが大切です。
普段と異なる症状が続く場合は、早めの受診を検討してください。
若いから大丈夫と過信せず、気になる変化があれば、一度確認することが安心につながります。