【がんの先進医療】どんなメリット・デメリットがあるの?

【がんの先進医療】どんなメリット・デメリットがあるの?

先進医療でのがん治療は費用がかかってしまうため、なかなか選択しづらいという方も多いことと思います。

自身や家族ががんを発症してしまった場合は、治るのか不安に感じるだけでなく治療費などの経済的な負担が肩に重くのしかかります。

少しでも体に負担が少ない治療法を選びたい、費用が少しでも減らせれば家族の負担も減るのではないかと考える方も少なくありません。

近年では先進医療としてがんや子宮腺筋症、アルツハイマー病の遺伝子診断など様々な病気の治療に適応する技術革新が進み、先進医療の選択肢も広がってきています

そこで先進医療とは何なのか、メリット・デメリットについてみていきたいと思います。

先進医療とは

先進医療は高度な医療技術を必要とする治療方法で、公的医療保険の対象外です。

ですが、先進医療を目的とする通院や入院、検査費用などは保険適用となりますので、こちらの治療法を選択する際には費用負担についての詳細を確認してみましょう。

がんの先進医療では陽子線治療や重粒子線治療、遺伝子検査などがこれにあたります。

陽子線治療は陽子という粒子を使ってがん細胞を直接攻撃する治療法のことで、CTやMRIなどでがんの位置を正確に測定して治療を行います。

重粒子線治療は放射線治療の一つで、炭素の粒子を使ってがん細胞を破壊して治療し、陽子線治療よりも強力で効率よくがん細胞を破壊できるとされています。

遺伝子検査はDNAの変化や異常を調べるための検査で、その結果からがんに効果的な薬剤を見つけることができます。

先進医療のメリット

陽子線治療は前立腺がんや小児がん、頭蓋部がんなどを発症している方に向いている治療法で、通常のX線よりも体へのダメージがより少ないとされています。

また、重粒子線治療は手術が難しい方や切除しにくいがんなどに向いている治療法で、従来の放射線治療ではあまり効果がなかった方や再発した方も効果的な治療が受けられるのがメリットです。

先進医療のデメリット

デメリットとしては技術料だけで数百万円程度かかることや、すべてのがんに対して効果が保証されているわけでないことです。

先進医療が受けられる病院も全国に数カ所しかないため、通院したり入院する際の経済的な負担を感じてしまうデメリットなども考えられます。

まとめ

先進医療は体へのダメージがより少なく、がん細胞に直接作用させることができるため、大変効果的と言われています。

ですが、対応している病院が全国に数カ所しかないため、経済的に負担となるケースも少なくありません

近い将来、保険適用の治療法となる可能性もありますが、現状で先進医療を選択する際にはメリットとデメリットをしっかりと確認し、医師の意見も参考にすることをおすすめします。