【最新】日本人がかかりやすいがんランキング!男女別の罹患数・男女別の死亡数・生存率を徹底解説
40代後半を迎え、周囲で「がん」の話題を耳にすることが増えたという方も多いのではないでしょうか。
「もし自分ががんになったら家族はどうなるのか」「今、何に気をつければいいのか」と不安を感じることは決して珍しくありません。
日本人の2人に1人が生涯でがんと診断される時代だからこそ、正しいリスクを知ることが大切です。
今回は、国立がん研究センターの最新統計データを基に、日本人がかかりやすいがん、命を落としやすいがん、そして生存率のランキングを分かりやすく解説します。
1. 【罹患数】日本人が最も「かかりやすい」がんランキング
「罹患(りかん)」とは、がんと診断されることです。
実は、男性と女性ではかかりやすいがんの種類が大きく異なります。
まずは、男女別の罹患数トップ5を見てみましょう。
| 順位 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 1位 | 前立腺がん | 乳がん |
| 2位 | 大腸がん | 大腸がん |
| 3位 | 胃がん | 肺がん |
| 4位 | 肺がん | 胃がん |
| 5位 | 膵臓がん | 膵臓がん |
出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」最新確定データ
【男性】1位は前立腺がん!働き盛り世代が注意すべき特徴
男性で最も罹患数が多いのは前立腺がんです。
加齢とともにリスクが高まり、特に50代以降で急増する特徴があります。
初期症状がほとんどないため、健康診断や人間ドックで行われる「PSA検査」を定期的に受けることが早期発見の鍵を握ります。
また、2位の大腸がん、3位の胃がんといった消化器系のがんも上位を占めており、デスクワーク中心の生活や食生活の欧米化、お酒の飲みすぎなどが影響していると考えられています。
【女性】1位は乳がん!30代・40代から急増するリスク
女性の1位は乳がんで、他のがんに比べて発症のピークが「30代後半〜40代後半」と若い世代に多いのが大きな特徴です。
子育てや仕事で忙しい時期と重なるため、ついつい自分の健康を後回しにしがちですが、毎月のセルフチェックと定期的な乳がん検診が欠かせません。
なお、2位の大腸がんは男女共通して上位にランクインしており、女性にとっても身近で警戒すべきがんだと言えます。
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2. 【死亡数】命を落とす危険性が高いがんランキング
次に、「命を落としやすいがん(死亡数)」のランキングを解説します。
ここで重要なのは、「かかりやすいがん」と「死亡数が多いがん」は必ずしも一致しないという点です。
| 順位 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 1位 | 肺がん | 大腸がん |
| 2位 | 大腸がん | 肺がん |
| 3位 | 胃がん | 膵臓がん |
| 4位 | 膵臓がん | 乳がん |
| 5位 | 肝臓がん | 胃がん |
出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」最新確定データ
【男女共通】死亡数が非常に多い「肺がん」と「大腸がん」
男性の死亡1位、女性の死亡2位となっているのが肺がんです。
肺がんは初期の自覚症状が出にくく、発見されたときには進行しているケースが少なくありません。タバコを吸う方はもちろん、受動喫煙のリスクにも注意が必要です。
また、女性の死亡1位である大腸がんは、罹患数でも上位でした。
大腸がんは早期に発見すれば治る確率が非常に高い病気ですが、検診をためらったり、お尻からの出血を「痔だろう」と放置したりすることで発見が遅れ、死亡数が高くなっている背景があります。
男女ともに4位・3位にランクインしている「膵臓がん」は、罹患数ランキング(5位)よりも高い順位に位置しています。これは、お腹の奥深くにあるため見つけにくく、見つかったときには進行していることが多い「極めて治しにくいがん」だからです。
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3. 【生存率】早期発見がカギ!5年・10年生存率ランキング
がんと診断されてから一定期間後に生存している割合を「生存率」と呼びます。
ここでは、一般的な指標となる「5年相対生存率」を基準に、治りやすいがんと難治性のがんの違いを見ていきましょう。
- 生存率が比較的高いがん(90%以上)
- 前立腺がん、乳がん、甲状腺がん、子宮体がん など
- 生存率が極めて低いがん(30%以下)
- 膵臓がん、胆道がん、肝臓がん など
出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」生存率データ
早期発見(ステージⅠ)なら生存率90%を超えるがんが多数
「がん=不治の病」というイメージは過去のものです。
例えば、罹患数の多い「胃がん」「大腸がん」「乳がん」などは、最も初期のステージⅠで発見できれば、5年生存率は90%〜99%近くに達します。
つまり、いかに早い段階でがんの芽を摘み取れるかが、生死を分ける決定的な要素となります。
進行するまで見つかりにくい「難治性がん」の特徴
一方で、前述した膵臓がんの5年相対生存率は約10%前後と、非常に厳しい数字となっています。
進行が早く、周囲の臓器に転移しやすいためです。
こうした難治性がんに対しては、少しでも体調に異変(原因不明の腹痛、背中の痛み、急激な体重減少など)を感じたら、放置せずに医療機関を受診する意識が求められます。
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4. ランキングから学ぶ!がんリスクを最小限に抑える「3つの具体策」
最新のランキングデータを踏まえ、40代・50代の私たちが家族と自分のために「今すぐ実践すべき対策」を3つにまとめました。
今すぐやるべきがん対策のまとめ
① 年に1回、国が推奨する「5大がん検診」を必ず受ける
② 「禁煙・節酒・食生活」の3つをベースに生活習慣を見直す
③ 万が一の経済的リスク(治療費・生活費)に備えて保険を確認する
① 早期発見のための「定期的ながん検診」
最も確実な対策は、症状がないうちにがんを見つけることです。
国は以下の5つのがんに対して、科学的根拠に基づいた「がん検診」を推奨しています。
- 胃がん検診:50歳以上(胃部X線検査または胃内視鏡検査)
- 大腸がん検診:40歳以上(便潜血検査)
- 肺がん検診:40歳以上(胸部X線検査など)
- 乳がん検診:40歳以上の女性(マンモグラフィ検査)
- 子宮頸がん検診:20歳以上の女性(細胞診)
会社の健康診断のオプションに追加したり、自治体から届くクーポンを利用したりして、毎年必ず受診しましょう。
② リスクを減らす「生活習慣の見直し」
国立がん研究センターの研究によると、禁煙、節酒、バランスの良い食事、身体活動、適正体重の維持の5つの生活習慣を実践することで、がんになるリスクを大幅に下げられることが分かっています。
特に「禁煙」と「お酒の量を控えること」は、肺がんや食道がん、肝臓がんなどの直接的な予防につながります。
③ 万が一の経済的リスクに備える「がん保険の検討」
がんと闘うためには、身体的な負担だけでなく「お金の負担」も発生します。
日本の公的医療保険制度(高額療養費制度など)は非常に優秀ですが、先進医療を受ける際の自己負担や、治療中の休職による収入減少まではカバーしきれません。
「もし数ヶ月働けなくなったら、子供の学費や住宅ローンはどうなるか」を想定し、必要に応じてがん保険の新規加入や見直しを行っておくと安心です。
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5. まとめ:正しい知識と定期的な検診で、がんのリスクに備えよう
「がん ランキング」を紐解くと、男女による違いや、見つけやすさ・治りやすさの違いが鮮明に見えてきます。
40代・50代は、心身の曲がり角であると同時に、家族を支える大黒柱としての責任も大きい時期です。
がんを過度に恐れるのではなく、「定期的な検診」と「万が一への備え」を今日から一歩進めていきましょう。
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