ldhとは?がんとの関係性や数値が高いと言われた時の対処法
がんか否かを判断する指標は多数ありますが、その一つがldh(乳酸脱水素酵素)です。
血液検査でldhが高いと診断された場合は、一部のがんの兆候が疑われる可能性もあります。
ただし、ldhは他の病気でも数値が上がるため、必ずしもがんとは限りません。
そこで、ldhとがんの関係性や、数値が高くなってしまう原因について解説します。
ldhとは?がんとの関係は?
ldhは血液や一部の臓器に存在する酵素のことを言います。
糖質をエネルギーへと代謝させる役割を担っており、私達の身体に欠かせないものです。
ldhは体内の細胞が破壊されると血液中に多くが流出します。
健康状態に関する指標として使われており、がんか否かを診断する際にも用いられています。
主な検査方法は血液検査で、会社の健康診断などで検査するのが一般的です。
もし血液検査でldhが高かった場合は、がんが疑われるケースもあります。
ldhが高くてもがんとは限らない
ldhが高いからといって、即座にがんと決まるわけではありません。
ldhは様々な病気の指標となるため、がん以外の病気が隠れている可能性があります。
例えば、ldhが高い場合は以下のような病気も疑われます。
- 肝炎や肝硬変など肝疾患
- 心不全や心筋炎など心疾患
- 腎不全など腎疾患
- 溶血性貧血や悪性リンパ腫
ldhが高くなる原因は人それぞれで、場合によってはこれらの病気が隠れていることがあります。
そのため、ldhが高い=がんとは限らない点に注意しておきましょう。
ldhは妊娠や成長期によっても高くなる傾向があります。
また、運動をした後も上昇するため、健康な方でもldhが高くなるケースが見られます。
がんとは限らなくてもldhが高い時はどうする?
血液検査でldhが高いと言われたら、基本的には医師のアドバイスに従うことが大切です。
もし問題がないと判断される場合は、特に追加の検査などをする必要性は薄いと言えます。
再検査や精密検査が必要とされたら、それに応じることが大切です。
ldhが高いときは、何らかの病気にかかっている可能性が考えられます。
がんではなかったとしても、肝病気や心病気など健康に影響のある病気が隠れている恐れがあります。
医師のアドバイス通りに検査を受け、必要に応じて適切な治療を受けることが重要です。
まとめ
ldhは酵素の一種で、がんの検査や診断で用いられる場合があります。
ただし、様々な病気の指標となるため、数値が高くてもがんとは限りません。
もし血液検査で数値が高かったときは、医師の指示に従うことをおすすめします。
再検査や精密検査を受け、現在の体の状態を把握しましょう。